中国・唐時代 大理石 漆箔・彩色 高57.6
白大理石の一材から本体、台座を彫出し、その上に漆箔が施される。 仏教彫刻において、誇張の無い写実性が追求された唐時代にあって、その完成期を迎えた盛唐の作。 空海の師、惠果が住したという長安の青龍寺にあったといわれている。