宮本武蔵筆 江戸時代前期 紙本墨画 1幅 119.5×56.5
宮本武蔵は晩年、細川家3代当主忠利の食客として熊本で過ごした。 岩棚に佇立し左後方を見つめる鵜の目を、筆の一突きで描く。画面左下に「武蔵筆」の署名があり、朱文壺形印「宝」が捺されている。 武蔵の高弟、熊本の寺尾氏より細川家にもたらされた。