寛文13年(1673)  銅製 高61.2 天球の径52.8



銅製の球体に、天に見える星、黄道、赤道などを描き、二十八宿と北斗は金銅鋲・金平象嵌で、その他の正座は銀鋲・銀平象嵌で表す。  
板台には、日本で初めて暦を作った初代幕府天文方、渋川春海(1639〜1715)による識語が陰刻され、裏面には寛文13年(1673)に津田友正が作成したことを示す銘がある。

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