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展覧会情報


■2024年度 展覧会スケジュール

初夏展「殿さまのスケッチブック」
2024年4月27日(土)~6月23日(日)

夏季展「Come on!九曜紋 ―見つけて楽しむ細川家の家紋―」
2024年7月27日(土)~9月23日(月・振休)

秋季展 熊本大学永青文庫研究センター設立15周年記念
「信長の手紙 ―珠玉の60通大公開―」
2024年10月5日(土)~12月1日(日)

早春展「細川家の日本陶磁―河井寬次郎と茶道具コレクション―」
2025年1月11日(土)~4月13日(日)



■2025年度 展覧会スケジュール

初夏展「肥後熊本の絶景―「領内名勝図巻」を旅する―(仮)」
2025年4月26日(土)~6月22日(日)

夏季展「文房四宝と喫煙具の美(仮)」
2025年7月5日(土)〜8月31日(日)

秋季展 重要文化財「黒き猫」修理完成記念
「永青文庫 近代日本画の粋―あの猫が帰って来る!―(仮)」
2025年10月4日(土)~11月30日(日)

早春展「石からうまれた仏たち(仮)」
2026年1月17日(土)~3月29日(日)

※展覧会の内容・会期は変更となる場合がございます。
※混雑時はお待ちいただく場合がございます。



■過去の展覧会


■初夏展 「殿さまのスケッチブック」

会期:2024年4月27日(土)
       ~6月23日(日)

終了いたしました


「毛介綺煥(もうかいきかん)」「昆虫胥化図(こんちゅうしょかず)」など、永青文庫の博物図譜の全容を33年ぶりに展示します

日本の博物学は、中国の薬学・博物学である「本草学」の影響を受けて発達し、18世紀には「博物趣味」に熱中する大名が多く現れました。その先駆けの一人が細川家熊本藩6代藩主の重賢(しげかた、1720~85)です。重賢は、熊本藩の藩政改革や産業奨励、藩校時習館、医学校再春館、薬草園蕃滋園の設立などを行って「肥後の鳳凰」と称される一方、動物、昆虫、植物などに強い関心を示しました。参勤交代の途次では植物採集にいそしみ、精緻な博物図譜を作らせています。図譜に掲載された多様なスケッチは驚くほど細かく描き込まれており、自然に対するひたむきな情熱と好奇心が感じられます。

永青文庫では1991年に「殿様の博物学」展を開催し、所蔵する図譜を多く公開しましたが、本展はそれ以来33年ぶりとなります。細川家の殿さまが見た「リアル」が写された「殿さまのスケッチブック」をご覧ください。



■主な展示作品



 


竹原玄路筆、谷口鶏口賛
「細川重賢像」
江戸時代(18世紀)

 


「毛介綺煥」(部分)
江戸時代(18世紀)前期展示





 


「昆虫胥化図」(部分)
江戸時代(18世紀)後期展示

 


「虫類生写」(部分)
江戸時代(18世紀)





 


「百卉侔状」(部分)
江戸時代(18世紀)

 


「艸木生うつし」(部分)
(奥書)宝暦11年(1761)後期展示





 


「群禽之図」(部分)
江戸時代(18世紀)

 


「群芳帖」(部分)
江戸時代(19世紀)



※すべて永青文庫蔵

 




●初夏展 殿さまのスケッチブック
入館料 一 般:1000円
シニア(70歳以上):800円
大学・高校生:500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
開館時間 10:00~16:30 (入館は16:00まで)
休館日

月曜日(ただし4/29・5/6は開館し、4/30・5/7は休館)

※状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。最新の情報はX(旧Twitter)またはこちら(PC)(Mobile)にてお知らせします。
※ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。
※当館の感染症予防対策については、こちらをご覧ください。






■夏季展 「Come on!九曜紋 ―見つけて楽しむ細川家の家紋―」

会期:2024年7月27日(土)
     ~9月23日(月・振休)

終了いたしました


この夏、永青文庫に九曜紋が大集合

細川家の家紋・九曜紋(くようもん)は、9つの星(太陽、月、火・水・木・金・土の五惑星、日月食や彗星〈すいせい〉に関係するとされる羅睺星〈らごせい〉・計都星〈けいとせい〉)を表すといわれます。星の信仰に由来し、古くから加護を願って車や衣服にあしらわれ、やがて家紋として広く用いられるようになりました。細川家では、2代忠興(ただおき、1563~1645)が織田信長より九曜紋を拝領したと伝えられ、のちに多用された9つの円が離れた紋は「細川九曜」とも呼ばれます。細川家において九曜紋は、武器武具から調度品、染織品、掛軸の表装にいたるまで、様々なところに表されました。

当館初となる家紋をテーマとした本展では、こうした大名家の伝来品にみられる九曜紋を幅広く展示し、細川家と九曜紋の関わりを紹介します。作品のあちこちに隠された九曜紋を探しに、2024年夏は永青文庫へCome on!



■主な展示作品




「白糸裾紫威越中頭形兜」 細川宗孝所用
江戸時代(18世紀)





 
 


「白羅紗地九曜紋付陣羽織」 細川光尚所用
江戸時代(17世紀)

 


「九曜紋散蒔絵鞍・鐙」
江戸時代(18~19世紀)





 
 


「九曜紋蒔絵貝桶・合貝」
江戸時代(19世紀)

 


「桜唐草九曜紋螺鈿料紙箱」
江戸時代(18~19世紀)





 
 


「色絵九曜紋散香炉」
江戸時代(18世紀)

 


細川光尚筆 「和歌詠草」(部分)
江戸時代(17世紀)


※すべて永青文庫蔵

 




●夏季展 Come on!九曜紋 ―見つけて楽しむ細川家の家紋―
入館料 一 般:1000円
シニア(70歳以上):800円
大学・高校生:500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
開館時間 10:00~16:30 (入館は16:00まで)
休館日

月曜日
(ただし8/12・9/16・9/23は開館し、8/13・9/17は休館)

※状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。最新の情報はX(旧Twitter)またはこちら(PC)(Mobile)にてお知らせします。
※ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。
※当館の感染症予防対策については、こちらをご覧ください。



■暑い夏を乗り越える!特製「九曜紋うちわ」をプレゼント
「Come on!九曜紋」展の会期中(休館日を除く)にご来館の方、毎日先着30名様に永青文庫オリジナル「九曜紋うちわ」をプレゼントします。




■秋季展 熊本大学永青文庫研究センター設立15周年記念
「信長の手紙 ―珠玉の60通大公開―」

会期:2024年10月5日(土)
       ~12月1日(日)

終了いたしました


戦国乱世を駆け抜けた武将・織田信長(1534~82)。永青文庫が所蔵する細川家伝来の信長の手紙59通は重要文化財に指定されていますが、これほどの数が一か所にまとまって伝わる例は他にはなく、直筆であることが確実な唯一の手紙をも含む点で、質量ともに突出したコレクションといえます。2022年には永青文庫で新たに信長の手紙が1通発見され、コレクションはあわせて60通となりました。

本展では、この全60通の珠玉の文書から、室町幕府の滅亡、一向一揆との死闘、長篠合戦、荒木村重謀反、明智光秀による本能寺の変など、信長の激動の10年間を、配下の細川藤孝(1534~1610)らの動向とともに丁寧に読み解きます。革新的、破天荒、残虐、超人といった現代の多くの人が抱く信長のイメージは真実なのか——。永青文庫の歴史資料から真の信長像に迫ります。



■主な展示作品



「織田信長書状」 細川藤孝宛
(元亀3年〈1572〉)8月15日





重要文化財「織田信長自筆感状」 細川忠興宛
(天正5年〈1577〉)10月2日




 


伝田代等有筆 「細川幽斎(藤孝)像」
江戸時代(17世紀)

 


熊本県指定重要文化財「紅糸威腹巻」(伝細川藤孝所用) 安土桃山時代(16世紀)
熊本県立美術館寄託




 


「蘭奢待」

 


国宝「柏木菟螺鈿鞍」
鎌倉時代(13世紀)





重要文化財「明智光秀覚条々」 細川藤孝・忠興宛
(天正10年〈1582〉)6月9日



※すべて永青文庫蔵

 




●秋季展 信長の手紙 ―珠玉の60通大公開―
入館料 一 般:1000円
シニア(70歳以上):800円
大学・高校生:500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
開館時間 10:00~16:30 (入館は16:00まで)
休館日

月曜日(ただし10/14・11/4は開館し、10/15・11/5は休館)

※状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。最新の情報はX(旧Twitter)またはこちら(PC)(Mobile)にてお知らせします。
※ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。
※当館の感染症予防対策については、こちらをご覧ください。




■記念講演会 信長・藤孝・光秀―「室町幕府の滅亡」と「本能寺の変」―
 定員に達したため、受付を終了いたしました。

講 師

稲葉 継陽 氏(熊本大学永青文庫研究センター長)

日 時

2024年11月2日(土)13:30~15:00

会 場 日本女子大学 新泉山館(しんせんざんかん)1階 大会議室
(東京都文京区目白台1-19-10)
アクセスはこちら
定 員 120名(先着順。定員に達し次第、受付を終了。)
参加費 1000円(年間パスポート会員、大学・高校生500円)
※税込。当日現金でお支払いください。

※イベントは状況により、変更・中止となる場合がございます。




■早春展 「細川家の日本陶磁
    ―河井寬次郎と茶道具コレクション―」

会期:2025年1月11日(土)
       ~4月13日(日)


熊本藩主であった細川家には、日本の陶磁作品が数多く伝えられています。特に、茶の湯を愛好した細川家では、茶壺・茶入・茶碗などの「茶陶」が残されました。熊本藩の御用窯であった八代焼(高田焼・平山焼)でも茶道具が多く作られています。八代焼は、素地と異なる色の陶土を埋め込む象嵌技法が特徴で、幕府の使者への進物などに重用されました。
また、永青文庫の設立者である16代の細川護立(1883~1970)は、同時代の工芸作家との交流が深く、大正から昭和にかけて活躍した陶芸家・河井寬次郎(1890~1966)の支援も行いました。寬次郎は、初期に中国の古陶磁をもとにした作品で注目され、後に「民藝運動」の中心人物となり、作風が大きく変化しました。
本展では、河井寬次郎の作品30点あまりによって作風の変遷をたどるほか、茶道具・八代焼に注目します。河井寬次郎や八代焼を紹介するのは約20年ぶりです。また特別展示として細川護熙・護光の作品を紹介します。この機会に細川家の日本陶磁コレクションの多彩な魅力をご覧ください。



■主な展示作品



 
 


河井寬次郎「兎糸文火焔青花缾」
大正10年(1921)

 


河井寬次郎「草花文花缾」
大正10年(1921)




 
 


河井寬次郎「茄紫螭龍茶甌」
大正11年(1922)

 


河井寬次郎「三彩車馭文煙草筒」
大正11年(1922)




 
 


河井寬次郎「紫紅鉢」
昭和5~6年(1930〜31)頃

 


河井寬次郎「黒釉三色打薬碗」
昭和30〜40年(1955〜65)頃




 
 


重要美術品
伝 長次郎「黒楽茶碗 銘 おとごぜ」
桃山時代(16世紀)

 


重要美術品
「瀬戸肩衝茶入  出雲肩衝」
桃山時代(16~17世紀)




 
 


重要美術品
「瀬戸肩衝茶入 銘 塞」
江戸時代(17世紀)

 


「高取茶入 銘 如笑」
江戸時代(17世紀)




 
 


八代焼「象嵌牡丹文茶碗」
江戸時代(17世紀)

 


八代焼「白磁象嵌藤花文茶碗」
江戸時代(19世紀)



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●早春展 細川家の日本陶磁―河井寬次郎と茶道具コレクション―
入館料 一 般:1000円
シニア(70歳以上):800円
大学・高校生:500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
開館時間 10:00~16:30 (入館は16:00まで)
休館日

月曜日(ただし、1/13・2/24は開館し、1/14・2/25は休館)

※状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。最新の情報はX(旧Twitter)またはこちら(PC)(Mobile)にてお知らせします。
※ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。
※当館の感染症予防対策については、こちらをご覧ください。






■初夏展 「肥後熊本の絶景
   ―「領内名勝図巻」を旅する―(仮)」

会期:2025年4月26日(土)
~6月22日(日)


「領内名勝図巻」(りょうないめいしょうずかん、熊本県指定重要文化財)は、熊本藩のお抱え絵師・矢野良勝(やのよしかつ、1760~1821)と衛藤良行(えとうよしゆき、1761~1823)が、おもに熊本領内の滝や名所、川沿いの風景などの絶景を全15巻にわたって描いた、真景図の先駆的作例とされる画巻です。天地の長さは約60センチ、全巻を広げると計400メートルにも及び、これほどまで長大で迫力に富んだ作品は他に類を見ません。描かせたのは絵画好きとして知られる8代藩主・細川斉茲(なりしげ、1759~1835)。本展では、現存14巻のうちから選りすぐりの巻をとおして、この規格外とも言える本作の迫真の風景描写や、制作背景を紹介します。豊かな水と緑をたたえる熊本の絶景を、旅人になった気分でお楽しみください。



■主な展示作品


熊本県指定重要文化財
衛藤良行「領内名勝図巻 上益城郡矢部手永之内」(部分)
寛政5年(1793) 熊本県立美術館寄託




 
 


熊本県指定重要文化財
矢野良勝「領内名勝図巻 阿蘇郡北里手永 杖立川路越之図」(部分)
寛政5年(1793) 熊本県立美術館寄託

 


「細川斉茲像」(部分)
江戸時代(19世紀)


※すべて永青文庫蔵

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●初夏展 肥後熊本の絶景―「領内名勝図巻」を旅する―(仮)
入館料 一 般:1000円
シニア(70歳以上):800円
大学・高校生:500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
開館時間 10:00~16:30 (入館は16:00まで)
休館日

月曜日(ただし5/5は開館し、5/7は休館)

※状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。最新の情報はX(旧Twitter)またはこちら(PC)(Mobile)にてお知らせします。
※ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。
※当館の感染症予防対策については、こちらをご覧ください。






■夏季展 「文房四宝と喫煙具の美(仮)」

会期:2025年7月5日(土)
~8月31日(日)


「文房」とは、中国の文人が詩作や読書にふけるための書斎を意味し、そこには彼らの高い教養を反映した様々な道具「文房具」が揃えられていました。特に筆・紙・硯・墨は重要視され、「文房四宝(ぶんぼうしほう)」と呼ばれます。そうした文房四宝を愛好したのが、永青文庫の設立者・細川護立(もりたつ、1883~1970)です。護立は、禅画や刀剣、日本近代絵画の収集で知られますが、中国の陶磁器や仏像にも関心を広げ、文房具も収集しました。1972年に開催された「永青文庫開館記念展」では、護立の中国美術コレクションから文房具が多く紹介されており、細川家で重視された分野であったことがうかがわれます。本展では、永青文庫が所蔵する中国の文房具について調査を行い、改めてその魅力を紹介します。

また2階展示室では、煙草入れなどの喫煙具(きつえんぐ)を特集展示します。煙草入れは、きざみ煙草を持ち歩くための入れ物で、江戸時代に喫煙が一般化すると携帯に適した様式が確立しました。多様な技法や珍しい素材を用いた豊かな装飾をご覧ください。



■主な展示作品

 
 


「百壽散らし象牙紫檀軸筆」

 


「乾隆年仿澄心堂紙」




 
 


「岫雲宝硯」

 


「乾隆辛卯年造朱墨」





「相良繍腰差したばこ入れ」


※すべて永青文庫蔵

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●夏季展 文房四宝と喫煙具の美(仮)
入館料 一 般:1000円
シニア(70歳以上):800円
大学・高校生:500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
開館時間 10:00~16:30 (入館は16:00まで)
休館日

月曜日(ただし7/21・8/11は開館し、7/22・8/12は休館)

※状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。最新の情報はX(旧Twitter)またはこちら(PC)(Mobile)にてお知らせします。
※ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。
※当館の感染症予防対策については、こちらをご覧ください。






■秋季展 重要文化財「黒き猫」修理完成記念
「永青文庫 近代日本画の粋
       ―あの猫が帰って来る!―(仮)」

会期:2025年10月4日(土)
~11月30日(日)
※会期中、大幅な展示替えを行います


重要文化財「黒き猫」は、36歳の若さで夭折した画家・菱田春草が晩年に残した代表作の一つとして知られています。永青文庫の設立者・細川護立(もりたつ、1883~1970)は、春草をはじめ同時代の日本画家たちにいち早く注目し、彼らの作品を積極的に蒐集しました。当館に伝わる護立の近代日本画コレクションのなかでも、「黒き猫」は不動の人気を誇る作品です。

この度、クラウドファンディングでのご支援と、国・東京都・文京区からの補助により、初めて本作の本格的修理が行われました。修理完成を記念した本展では、「黒き猫」や「落葉」(重要文化財)など当館が所蔵する春草作品全4点を期間限定公開するほか、横山大観、下村観山、鏑木清方といった近代日本を代表する画家たちの優品を一堂に展覧します。あわせて、中国の禅僧・清拙正澄(せいせつしょうちょう)と楚石梵琦(そせきぼんき)による墨蹟2点(いずれも重要文化財)を修理後初公開します。



■主な展示作品


重要文化財 菱田春草「黒き猫」 明治43年(1910)
熊本県立美術館寄託




 
 


重要文化財 菱田春草「落葉」 明治42年(1909)
熊本県立美術館寄託




 
 


横山大観「柿紅葉」 大正9年(1920)
熊本県立美術館寄託



※すべて永青文庫蔵、半期展示

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●秋季展 永青文庫 近代日本画の粋―あの猫が帰って来る!―(仮)
入館料 一 般:1000円
シニア(70歳以上):800円
大学・高校生:500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
開館時間 10:00~16:30 (入館は16:00まで)
休館日

月曜日 (ただし10/13・11/3・11/24は開館し、10/14・11/4・11/25は休館)

※状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。最新の情報はX(旧Twitter)またはこちら(PC)(Mobile)にてお知らせします。
※ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。
※当館の感染症予防対策については、こちらをご覧ください。






■早春展 「石からうまれた仏たち(仮)」

会期:2026年1月17日(土)
~3月29日(日)


2019年1月~4月に開催しご好評いただいた「石からうまれた仏たち」展。永青文庫の東洋彫刻コレクションを一挙公開した同展が、一部内容を変更して帰ってきます。

当館の設立者である細川護立(もりたつ、1883~1970)は幼少期から漢籍に親しみ、渡欧を機に東洋美術を広く蒐集し始めました。中国考古や陶磁器ばかりではなく、中国の石仏・金銅仏、インドや東南アジアの彫刻をもコレクションに加えています。とりわけ北魏から唐時代におよぶ中国彫刻は、近代日本においていち早く中国美術を紹介・蒐集した早崎稉吉(はやさきこうきち、1874~1956)の旧蔵品が大半を占め、各時代の特徴を表した重要な像が多く含まれます。

本展では「菩薩半跏思惟像(ぼさつはんかしいぞう)」や「如来坐像(にょらいざそう)」(いずれも重要文化財)をはじめとする中国彫刻のほか、多種多様なインド彫刻を7年ぶりに公開します。



■主な展示作品

 
 


重要文化財「菩薩半跏思惟像」
中国 北魏時代(6世紀前半)

 


重要文化財「如来坐像」
中国 唐時代(8世紀前半)




 
 


「道教三尊像」
中国 北魏時代 永平年間(508~511年)

 


「ターラー菩薩立像」
インド パーラ時代(9~10世紀)
熊本県立美術館保管



※すべて永青文庫蔵

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●早春展 石からうまれた仏たち(仮)
入館料 一 般:1000円
シニア(70歳以上):800円
大学・高校生:500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
開館時間 10:00~16:30 (入館は16:00まで)
休館日

月曜日(ただし2/23は開館し、2/24は休館)

※状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。最新の情報はX(旧Twitter)またはこちら(PC)(Mobile)にてお知らせします。
※ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。
※当館の感染症予防対策については、こちらをご覧ください。






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