この家に伝来する歴史資料や美術品等の文化財を管理保存・研究し、一般に公開しているのが永青文庫です。昭和25年(1950)、16代護立によって設立されました。その名称は始祖細川頼有以後8代の菩提寺である京都建仁寺塔頭永源庵の「永」と、初代藤孝の居城青龍寺城の「青」の二字をとって護立が名付けたものです。
昭和47年(1972)から一般公開を始め、翌48年(1973)に博物館法による登録博物館となり現在に至っています。因みに現在の建物は旧細川侯爵家の家政所(事務所)として昭和5年(1930)に建設されたものです。所蔵品は護立と17代護貞から寄付を受けたものであり、テーマごとに展覧会を開催しています。 |