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当館概要


平成24年度の展覧会

過去の展覧会

※休館日 月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日が休館)、展示替期間、年末年始



春季展示 「細川忠興と香木、蒔絵香道具」 会期:4月7日(土)〜7月16日(月・祝)
終了いたしました

香の焚き方には、供香(くこう:仏前に供える香)、空焚(そらだき:空間や物にくゆらせる香)、玩香(がんこう:かおりそのものを楽しむ香)の3つがあります。6世紀頃に渡来したとされる香は、最初は仏前に供えるためのものでした。それが平安時代、室内にくゆらせ、着物や髪にたきしめるなど、貴族の日常にかかせないものになり、室町時代には、立花や茶道などとともに、香木そのもののかおりを楽しむ香道がおこります。

このような流れのなかで香を焚くための様々な道具が登場し、江戸時代、大名家の姫君の婚礼調度には、空焚や香合せ、また飾り道具としての香道具が欠かせないものになりました。

細川家にも婚礼調度として華麗な蒔絵をほどこした香道具が数多く伝来しています。 この展示では、細川家二代忠興ゆかりの香木 銘「白菊」とともに、それら蒔絵の香道具を展示し、繊細、優美なかおりの世界をつくり上げて行きます。




細川忠興(三斎)像
香木 銘 白菊(加羅)






 
 
九曜紋散蒔絵香枕
 
山水蒔絵沈箱
 
桐九曜紋散蒔絵香道具
         
 
 
花丸文散蒔絵十種香箱
 
菱蒔絵香箪笥
 
蒔絵鶏太鼓形香炉





●主な展示作品
香木 銘「白菊」 江戸時代請来 2口
色絵九曜紋散香炉 江戸時代後期 1口
菱蒔絵香箪笥 江戸時代前期 1口
山水蒔絵沈箱 江戸時代後期 1合
九曜紋散香枕 江戸時代後期 1具
花鳥円文散蒔絵十種香道具 江戸時代後期 1具
黒地違鷹羽紋散四種盤 江戸時代後期 1具



●春季展 「細川忠興と香木、蒔絵香道具
入館料 一 般:600円
大高生:400円
小中生:100円
団体(10名以上):500円
※友の会会員、障害者手帳をご提示の方およびその介護者(1名)は無料
開館時間 10:00〜16:30(入館は16:00まで)
休館日 月曜日
(祝日の場合は開館、翌日休館)
※4月30日開館、5月1日休館
交 通 JR目白駅前より都営バス新宿駅西口行きにて
「椿山荘前」下車 徒歩3分





夏季展示 「細川護熙 美の世界展」 会期:7月21日(土)〜9月17日(月・祝)
終了いたしました

7月21日、永青文庫本館4階に新しく展示室がオープンいたします。これを記念し、「細川護熙 美の世界展」を開催します。永青文庫は、肥後54万石熊本藩を治めた細川家の文化財を継承し、展示公開を行っておりますが、細川家18代、細川護熙の作品を取り上げるのは、今回が初めてになります。政界引退後、細川護熙が取り組んできた茶碗、酒器、陶仏などの焼きものに加え、書や水墨画、漆絵、油絵を展示します。さらに、京都・嵯峨の地蔵院の依頼により新たに挑んだふすま絵の新作を、奉納する前にご披露いたします。新旧合わせ約60点の作品を展示する予定です。新しいことに果敢に挑戦し続ける細川護熙、その美の世界をご堪能いただければと思います。




瀟湘八景 ふすま絵8面







 
 

黒茶碗「幽棲」

 

中宮寺菩薩半跏像

 
信楽陶仏
         
 
 
粉引鶴首花入「へうげもん」
 
信楽花入
 
蓮に一行書「諸佛如来」





●主な展示作品
ふすま絵「瀟湘八景」(新作・初公開)
屏風「寒山詩」
黒茶碗「幽棲」
赤茶碗「布袋」
柿の蔕茶碗
楽掛分け茶碗
白楽香合(兎形)
黒楽香炉(亀形)
信楽陶仏
茶杓「虫喰い」
粉引鶴首花入
漆絵「静物」



●夏季展 「細川護熙 美の世界展
入館料 展示スペースの拡大にともない、料金を改定いたしました。

一 般:800円(団体10名以上は700円)
シニア:600円(団体10名以上は500円)
大学・高校生:400円
中学生以下:無料
※友の会会員、障害者手帳をご提示の方およびその介護者(1名)は無料
開館時間 10:00〜16:30(入館は16:00まで)
休館日 月曜日
※ただし9月17日は開館
交 通 JR目白駅前より都営バス新宿駅西口行きにて
「椿山荘前」下車 徒歩3分





秋季展示 「細川家に残る江戸の天文学」 会期:9月25日(火)〜12月24日(月・祝)
終了いたしました

今秋、江戸の天文学者・渋川春海(しぶかわ はるみ)を主人公にした映画「天地明察」が公開されます。渋川春海は天文学のみならず数学、神道、囲碁に秀で、日本初の暦を作ったことで知られています。本展では渋川春海が制作した細川家伝来の重要文化財「天球儀」を披露するほか、春海の著書『瓊矛拾遺』(ぬぼこしゅうい)や、天文学、神道に関連した作品を展示し、江戸の宇宙観がどのようなものであったかを描き出します。




 

十二月花鳥和歌御手鑑

 

軍扇

     
 
天球儀
 
瓊矛拾遺






●主な展示作品
重要文化財 天球儀 渋川春海作 寛文13年(1673)
瓊矛拾遺 渋川春海著 享保9年(1724)
平天儀用法 本木良永著 安永3年(1774)
軍扇 江戸時代前期
十二月花鳥和歌御手鑑 鷹司兼熙ほか筆 江戸時代中期




●秋季展 「細川家に残る江戸の天文学
入館料 展示スペースの拡大にともない、料金を改定いたしました。

一 般:800円(団体10名以上は700円)
シニア:600円(団体10名以上は500円)
大学・高校生:400円
中学生以下:無料
※友の会会員、障害者手帳をご提示の方およびその介護者(1名)は無料
開館時間 10:00〜16:30(入館は16:00まで)
休館日 月曜日
交 通 JR目白駅前より都営バス新宿駅西口行きにて
「椿山荘前」下車 徒歩3分





冬季展示 「武蔵と武士のダンディズム」 会期:平成25年1月5日(土)〜3月10日(日)
終了いたしました

武士たちは戦いを業としていましたが、けっして無知で野蛮な殺戮者ではありませんでした。強く鍛えた鉄に透かしや金銀の象嵌を施した鐔や、説話や動物を描いた三所物で自らの刀を美しく装い、詩歌に触れ、書画をたしなみ、風流を解する者たちでもありました。剣豪として知られる宮本武蔵(1582/84〜1645)にも、筆を振るって水墨画を描き、小柄や鐔などの細工物を行い、また自らの剣を理論化して『五輪書』として記す文化的な側面がありました。細川家伝来の刀装具、拵や三所物、林又七を始めとする肥後鐔の名品とともに、武蔵が描いた水墨画や武蔵制作と伝わる「時雨雁図」小柄などを展示します。特に重要文化財の宮本武蔵筆「紅梅鳩図」は修復後初公開となります。武士の風雅をお楽しみいただければと思います。




特別出品 不動明王立像
重文 紅梅鳩図
※展示期間:平成25年2月5日(火)〜3月10日(日)




 

重文 芦雁図屏風 ※展示期間:平成25年1月5日(土)〜2月3日(日)

     
   
 
      
  正面達磨図
 
五輪書      




 
 
時雨雁図小柄
 
重文 毘沙門天図鐔
 
重美 霞桜文透鐔
         
 
 
重文 桜破扇図鐔
 
重美 桜九曜紋透鐔
 
重文 牟礼高松図鐔






●主な展示作品
重文 芦雁図屏風 伝宮本武蔵筆 江戸時代(17世紀)
重文 紅梅鳩図 宮本武蔵筆 江戸時代(17世紀)
正面達磨図 宮本武蔵筆 江戸時代(17世紀)
時雨雁図小柄 伝宮本武蔵作 江戸時代(17世紀)
五輪書 江戸時代・寛文7年(1667)
重文 毘沙門天図鐔 金家作 桃山時代(16世紀)
重美 霞桜文透鐔 林又七作 江戸時代(17世紀)
重文 桜破扇図鐔 林又七作 江戸時代(17世紀)
重美 桜九曜紋透鐔 林又七作 江戸時代(17世紀)
重文 牟礼高松図鐔 奈良利寿作 江戸時代(18世紀)
信長拵 明治〜昭和時代(20世紀)
特別出品 不動明王立像(個人蔵) 伝宮本武蔵作 江戸時代

<重文 芦雁図屏風>
※展示期間:平成25年1月5日(土)〜2月3日(日)
※4階新展示室の展示です。

<重文 紅梅鳩図>
※展示期間:平成25年2月5日(火)〜3月10日(日)


・平成24年度冬季展示「武蔵と武士のダンディズム」出品リスト
・平成24年度冬季コレクション展示出品リスト



●学芸員によるギャラリートーク

平成25年1月12日(土)・2月9日(土)・3月9日(土) 14:00から




●冬季展 「武蔵と武士のダンディズム
入館料

一 般:800円(団体10名以上は700円)
シニア:600円(団体10名以上は500円)
大学・高校生:400円
中学生以下:無料
※友の会会員、障害者手帳をご提示の方およびその介護者(1名)は無料

開館時間 10:00〜16:30(入館は16:00まで)
休館日 月曜日
交 通 JR目白駅前より都営バス新宿駅西口行きにて
「椿山荘前」下車 徒歩3分





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