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京都で白隠展開催中です。 (2004.04.26)
4月10日から5月23日まで、京都文化博物館で「白隠・禅と書画」展が開催されています。これは白隠生誕320年を記念した展覧会で、百点余りの書画に併せて、白隠ゆかりの松蔭寺から白隠像や白隠着用の袈裟などが出品される、近年では最大級の白隠展といえます。

永青文庫には先代細川護立がコレクションした白隠の書画、約300点を所蔵していますが、この中から精選した百点ほどを京都で出品しております。
傷みが激しかった白隠像は東京芸術大学での修理を終え直接会場に運び込まれました。

展覧会開催前日、松蔭寺住職の宮本圓明さんと門徒さんらによってお経があげられました。これで展覧会期間中、白隠さんに頑張ってもらえるそうです。南無南無・・・。
永青文庫の展示室、展示ケースではいつも窮屈な想いをさせている白隠作品ですが、京都文化博物館の会場ではゆったり、のびのび見てもらうことができます。百点以上の白隠作品が一堂に会するのは圧巻です。

達磨さんだって、ほらこのとおりの揃い踏みです。
ゴールデンウイーク明けまで開催しております。

タイトル・構成はちょいと小難しいのですが、作品自体はなにより洒落てて気が利いてます。一見の価値は十分にありますので是非お運びを。

■京都文化博物館
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/bunpaku/

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