京都の思文閣美術館では、細川家第16代の細川護立(1883〜1970)と交流のあった横山大観(1868〜1958)が大正8年から昭和14年までに描いた勅題画作品を中心に、横山大観、下村観山、平福百穂、堅山南風、木村武山、鏑木清方、山元春挙、結城素明らの扇面画、護立の発案になる大観を写生する会で描かれたデッサンなど、永青文庫所蔵の近代画家たちの作品、約40点による展覧会が行われています。
今年は、細川家第17代で前永青文庫理事長の細川護貞の三回忌にあたることから、護貞氏を偲ぶ展示コーナーも設けられ、自ら制作した書や絵皿、茶碗を、写真を交えて展示されています。
(連絡先)
思文閣美術館
〒606-8203
京都市左京区田中関田町2-7
TEL075-751-1777
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