永青文庫美術館  EISEI-BUNKO MUSEUM
当館概要 コレクション 展覧会 賛助会・友の会 写真・閲覧申請 ショップ アクセス リンク集

Topics
●最新情報は、公式Twitterをご確認ください。

●2023年度展覧会スケジュールをアップしました。詳細はこちら

クラウドファンディング「文化財修理プロジェクト」第2弾は、目標達成いたしました。
最終的に650名を超える方から、11,503,000円のご支援を頂きました。
皆様、たくさんの応援を本当にありがとうございました。

新着情報はこちら

クラウドファンディング「文化財修理プロジェクト」第1弾は、目標達成いたしました。
最終的に943名の方から、14,755,000円のご支援を頂きました。 応援してくださった皆様、すべての方々に心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

新着情報はこちら


●永青文庫の感染症予防対策についてはこちらをご確認ください。


●過去のTopicsはこちら


 
        


■初夏展 「細川家の茶道具 ―千利休と細川三斎―」

会期:2023年5月20日(土)
      ~7月17日(月・祝)


わび茶の大成者・千利休(1522~1591)は多くの武将と交流し、茶の湯を指南しました。細川家とも関わりが深く、初代藤孝(ふじたか)(幽斎〈ゆうさい〉、1534~1610)より親交を結び、「利休七哲」の一人に数えられる2 代忠興(ただおき)(三斎〈さんさい〉、1563~1645)は、高弟として利休のわび茶を継承しました。以降、細川家では茶の湯が嗜まれ、永青文庫には大名家伝来の様々な茶道具が所蔵されています。

本展では、千利休が所持していた「唐物尻膨茶入 利休尻ふくら」や「瓢花入 銘 顔回」をはじめ、利休と細川三斎ゆかりの名品を中心に、細川家に伝わる茶道具の数々を展覧。近現代の細川家四代(16代護立〈もりたつ〉、17代護貞〈もりさだ〉、当代護熙〈もりひろ〉、護光〈もりみつ〉)が手掛けた茶碗なども紹介し、代々継承されてきた茶の美意識に迫ります。

さらに、2021年に発見された、武将茶人・古田織部(ふるたおりべ)(1544~1615)から細川三斎に宛てた貴重な手紙を初公開するほか、今年は細川家にゆかりの深い沢庵宗彭(たくあんそうほう)(1573~1645)の生誕450年にあたることから、沢庵の墨蹟を特別に展示します。



■主な展示作品



 
 


「細川三斎(忠興)像」
寛文10年(1670)
永青文庫蔵

【展示期間】5月20日(土)~6月18日(日)

 


「竹二重切花入」
細川三斎作 桃山~江戸時代(16~17世紀)
永青文庫蔵


 
 


重要美術品「唐物尻膨茶入 利休尻ふくら」
南宋~元時代(13~14世紀)
永青文庫蔵

 


「瓢花入 銘 顔回」
千利休作 桃山時代(16世紀)
永青文庫蔵





 
 


「呼継茶碗」
桃山~江戸時代(16~17世紀)
永青文庫蔵

 


「黄天目 珠光天目」
元~明時代(14~15世紀)
永青文庫蔵





「放下着」
沢庵宗彭筆 江戸時代(17世紀)
永青文庫蔵


 
 


「志野茶盌 忘れ雪」
細川護熙作 平成20年(2008年)
個人蔵

 


「古田織部書状」
細川忠興(三斎)宛 桃山時代(16世紀)
永青文庫蔵




>> プレスの方へ




●初夏展 細川家の茶道具 ―千利休と細川三斎―
主  催 永青文庫
特別協力 ホテル椿山荘東京
入館料 一 般:1000円
シニア(70歳以上):800円
大学・高校生:500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
開館時間 10:00~16:30 (入館は16:00まで)
休館日

月曜日(ただし7/17 は開館)

※状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。最新の情報はTwitterにてお知らせします。 ※ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。 ※館内ではマスクの着用を推奨いたします。当館の感染症予防対策については、こちらをご覧ください。




■「細川家の茶道具」展×ホテル椿山荘東京 料亭「錦水」
 『茶室「残月」特別観覧付き昼食会』<1日限定開催>





【日時】
2023年6月12日(月)10:30~14:00(予定)

10:30~11:30 
・永青文庫「細川家の茶道具」展を貸切で見学 [学芸員の解説あり ※15分程度]

11:45~14:00(予定) 
・ホテル椿山荘東京 国指定有形文化財茶室「残月」(利休創案茶室写し)にて、茶室見学と当イベント限定・永青文庫理事長 細川護熙の作品を特別観覧[永青文庫館長 小松大秀の解説あり]
・料亭「錦水」でお食事

※永青文庫からホテル椿山荘東京へは徒歩でご移動いただきます(約10分)
※残月の見学と解説はご予約順に2グループに分けてご案内いたします

【料金】
一般:14,500円 THE FUJITA MEMBERS 会員:13,500円
※Web予約限定 ※永青文庫観覧料・お食事(松花堂弁当)・税金・サービス料込

【定員】
30名様

【お問合せ】
ホテル椿山荘東京 TEL 03-3943-5489(予約センター)
イベントの詳細については、ホテル椿山荘東京ホームページをご確認ください