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当館概要


平成27年度の展覧会

過去の展覧会

※休館日 月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日が休館)、展示替期間、年末年始

春季展示 「細川家起請文の世界」 会期:3月21日(土)〜6月28日(日)
終了いたしました

起請文とは、自らの主張や約束が神仏にかけて偽りないことを誓う文書で、中世初期に成立し、江戸時代を通じて作られました。永青文庫には、家臣が当主や上役に提出した熊本藩細川家の起請文が約270通あります。その4割は、2代細川忠興(三斎、1563〜1645)の隠居から死去の間に作成されたもの。三斎の隠居領(熊本・八代)と熊本の本藩は深刻に対立したため、家臣たちが3代細川忠利(1586〜1641)、4代光尚(1619〜49)に忠誠を誓う起請文を多く提出したからでした。
本展覧会では、家老から中老、奉行、毒見役、茶人、庄屋、御用商人まで、様々な起請文に着目し、御家騒動を乗りこえて熊本藩政の基盤が築かれる過程を提示します。




小笠原民部少輔起請文

長岡佐渡守等七名起請文

長岡佐渡守等六名起請文





●主な展示作品
小笠原民部少輔長貞起請文 寛永2年(1625)12月5日付
長岡佐渡守等七名連署起請文 寛永15年(1638)5月10日付
長岡佐渡守等六名連署起請文 寛永18年(1641)7月18日付
小原無楽等十名連署起請文 寛永18年(1641)9月27日付



●学芸員によるギャラリートーク

4、5、6月の第2土曜日(4/11、5/9、6/12) 14時から。事前申込不要。




●春季展 細川家起請文の世界
入館料

一 般:800円(団体10名以上は700円)
シニア(70歳以上):600円(団体10名以上は500円)
大学・高校生:400円
中学生以下:無料
※友の会会員、障害者手帳をご提示の方およびその介護者(1名)は無料

開館時間 10:00〜16:30(入館は16:00まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
但し、ゴールデンウィークは休館なし、5月7日(木)は休館
交 通 JR目白駅前より都営バス新宿駅西口行きにて
「ホテル椿山荘東京前」下車 徒歩5分





■同時開催決定! 大名のもてなし文化と九谷焼360年の「いま」
●特別展 大名細川家の茶席と加賀九谷焼展
共 催

石川県九谷焼美術館・永青文庫

会 場 永青文庫 本館2階
入館料

一 般:800円(団体10名以上は700円)
シニア(70歳以上):600円(団体10名以上は500円)
大学・高校生:400円
※「細川家起請文の世界」と共通入館

概 要 大名細川家の茶席を想定して出品される御道具約10点とともに、もてなしの懐石具として、石川県九谷焼美術館所蔵の加賀の九谷焼18点を展示します。一連の茶会の流れの中で、お客様の眼を楽しませてきた器の競演を企画いたしました。
出品予定作品 粉引茶碗 大高麗
朝鮮 李朝時代(永青文庫蔵)
瀬戸肩衝茶入 銘花さくら 江戸時代 (永青文庫蔵)
色絵滝二双鳥図隅切角皿 江戸時代 (石川県九谷焼美術館蔵)
金襴手雲ヤ文馬上盃 江戸時代 (石川県九谷焼美術館蔵)
色絵百花手唐人物図大平鉢 江戸時代 (石川県九谷焼美術館蔵)
●同時開催 加賀の九谷焼現代作家作品展
共 催

石川県九谷焼美術館・加賀九谷陶磁器協同組合・永青文庫

会 場 永青文庫 別館
入館料

100円

概 要 丁寧な手描き・手作りで少量生産をモットーとしている加賀九谷焼陶磁器協同組合所属の九谷焼作家10名余が、茶会などでも使える「おもてなしの器」を今回の展示のために新たに制作。永青文庫別館において、およそ30点余りの特別陳列を行い、会期中、作品解説、絵付実演、九谷焼茶碗での呈茶等を計画しています。本館の特別展と併せてご覧ください。
出品予定作家 中村 元風 / 苧野 憲夫 / 河島 洋 / 見附 正康 / 山下 一三
池島 保雄 / 山本 芳岳 / 山本 秀平 / 福永 幾夫



特別展 「春画展」 前期:9月19日(土)〜11月1日(日)
後期:11月3日(火)〜12月23日(水・祝)
終了いたしました

永青文庫と春画展日本開催実行委員会は、2015年9月19日(土)〜12月23日(水・祝)まで『春画展』を開催します。

春画は、江戸時代に笑い絵とも呼ばれ、性描写と笑いが同居したユーモアで芸術性の高い浮世絵になります。特に海外から高い評価を得ており、2013年から2014年にかけて大英博物館で行われた 「春画 日本美術の性とたのしみ」は大きな話題を呼びました。

今回、日本で初めて開催する『春画展』は、海外からは大英博物館およびデンマーク、また、日本の美術館や個人コレクションより、鈴木春信の清楚、月岡雪鼎の妖艶、鳥居清長の秀麗、喜多川歌麿の精緻、葛飾北斎の豊潤といった「春画の名品」133点(前後期)を5つの章に分けて展示します。

「肉筆の名品」では、版画のように印刷された春画ではなく、人の手で線と色を書き出された「肉筆」を40点展示、「版画の傑作」では、名だたる浮世絵師が筆をふるった版画、版本の数々が展示されるほか、縦9センチ、横13センチ弱の小さな春画を集めた「豆判の世界」など、これまでに春画を観たことがない方にもわかりやすく紹介しています。

浮世絵の大家たちによる作品や徳川将軍や大名家の絵画を担った狩野派の作品など、大名から庶民にまで広く愛された春画が一堂にそろった展示会になります。




●特別展 「春画展」
入館料

一 般:1,500円
※障害者手帳をご提示の方およびその介護者(1名)は無料

開館時間 9:30〜20:00(入館は19:30まで)
※日曜日は9:30〜18:00(入館は17:30まで)
休館日 月曜日(祝日の場合は開館)
交 通 JR目白駅前より都営バス新宿駅西口行きにて
「ホテル椿山荘東京前」下車 徒歩5分
お問い合わせ ハローダイヤル: 03-5777-8600(8:00〜22:00)



冬季展示 「狂言を悦(たの)しむ」 会期:平成28年1月9日(土)〜2月21日(日)
終了いたしました

日本初のせりふ劇である狂言は、中世の庶民の生活や説話などを題材に、人間の本質をするどく抜き出し、決まった「型」を忠実に守って演じられる、おおらかで明るくユーモラスな人間喜劇です。狂言の典型的キャラクター「太郎冠者」をはじめとする、愛すべき登場人物たちが織りなす物語。そこに描かれているのは現代にいたるまで変わらない、普遍的な人間の姿です。成立から600年を越え、今もなお新鮮で楽しい「笑いの芸術」、狂言。本展覧会では、細川家に残る狂言の装束や狂言面、狂言の台詞を記す資料などから、親しみの中にも品格、知性、美しさを備える狂言の世界をご紹介いたします。




三番叟(黒式尉) 無銘  神田佳明撮影
恵比寿 無銘



猿 刻銘「出目(花押)」
肩衣 藍地松鷹模様






●主な展示作品
三番叟(黒式尉) 無銘 江戸時代(18世紀)
恵比寿 無銘 江戸時代(19世紀)
猿 刻銘「出目(花押)」 江戸時代(18世紀)
肩衣 藍地松鷹模様 江戸時代



●学芸員によるギャラリートーク

1、2月の第2土曜日(1/9、2/13) 14時から。事前申込不要。




●冬季展 狂言を悦(たの)しむ
入館料

一 般:800円(団体10名以上は700円)
シニア(70歳以上):600円(団体10名以上は500円)
大学・高校生:400円
中学生以下:無料
※友の会会員、障害者手帳をご提示の方およびその介護者(1名)は無料

開館時間 10:00〜16:30(入館は16:00まで)
休館日 毎週月曜日
但し、1月11日(月・祝)は開館、翌1月12日(火)休館
交 通 JR目白駅前より都営バス新宿駅西口行きにて
「ホテル椿山荘東京前」下車 徒歩5分





■ドナルド・キーン先生(コロンビア大学名誉教授・日本文学研究者)講演会

冬季展示「狂言を悦しむ」〔平成28年1月9日(土)〜2月21日(日)〕の開催にあわせ講演会を下記の要領で開催いたします。
参加ご希望の方は、永青文庫(03−3941−0850)まで、ご連絡くださいませ。

●ドナルド・キーン先生講演会 私と狂言(予定)」
日 時

平成28年2月6日(土)

講演会受付開始  12:30〜

第1部 13:30〜14:00  講演
講師:ドナルド・キーン先生

第2部 14:00〜14:30 対談
2部は鳥越文蔵先生(元早稲田大学演劇博物館館長)との対談形式

会 場

ホテル椿山荘東京(ホテル棟1F ウィステリアルーム)
東京都文京区関口2−10−8

参加人数

120名予定

参加費 3000円(お支払いは講演会当日受付にて)
お申し込み

事前申込制(先着順)
永青文庫(03−3941−0850)までご連絡ください。

申込受付日時:平成28年1月9日(土)〜
午前10時〜午後4時
(定員になり次第、受付は終了させていただきます。)

お申し込みが定員に達しましたので、受付を終了いたしました。
たくさんのお申し込み、ありがとうございました。




■早春の展示 「桃の節句
細川家のお雛さまとかわいい仲間たち 」
会期:2月27日(土)〜4月10日(日)
終了いたしました

端午の節句をはじめとする五節句のうち3月3日は上巳(じょうし)の節句と称され、桃の花の咲く頃にあたることから桃の節句とも呼ばれています。江戸時代以降、この日には女児の健やかな成長を祈り、雛人形を飾る風習が広まりました。
このたびは、16代細川護立の長女・敏子(1913〜94)が初節句に誂えた雛人形と雛道具を中心に、明治から昭和初期にかけて細川侯爵家の女性たちが愛でた雛飾りと、明治元年(1868)、佐賀の鍋島家から嫁いできた14代細川護久夫人・宏子(1851〜1919)の嫁入り道具を展示。併せて関西のご所蔵家の雛道具、豆雛を特別公開し、皆様と桃の節句をお祝いします。
桃の節句にふさわしい華やいだ世界と、小さく愛らしいものをいつくしんだ日本人のこころを是非お楽しみください。
※会期中の展示替えはありません。





内裏雛

16代細川護立長女・敏子所持
明治〜大正時代
熊本県立美術館蔵

雛道具 九曜紋唐草蒔絵女乗物

16代細川護立長女・敏子所持
明治〜大正時代
熊本県立美術館蔵




白地松竹梅文様打掛

14代細川護久夫人・宏子所用
江戸時代後期
熊本県立美術館蔵

奥文鳴筆 西王母 三幅対のうち

16代細川護立所持
江戸時代後期
永青文庫蔵


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●主な展示作品
雛人形・雛道具
16代細川護立長女・敏子所持
明治〜大正時代 熊本県立美術館蔵
御所人形
16代細川護立長女・敏子所持
大正時代 熊本県立美術館蔵
白地松竹梅文様打掛
14代細川護久夫人・宏子所用
江戸時代後期 熊本県立美術館蔵
宏姫様御結納御入輿御規式調 明治元年(1868) 永青文庫蔵
杏葉紋付銀製長柄銚子・加銚子
14代細川護久夫人・宏子所用
江戸時代後期 永青文庫蔵
犬筥 1対 江戸時代 永青文庫蔵
雛道具 (台所道具・かまど、桜樹蒔絵提重ほか)   思文閣蔵
豆雛   てっさい堂 貴道裕子氏蔵



●学芸員によるギャラリートーク

3月12日・4月9日(毎月第二土曜日) 14時〜




●早春の展示 桃の節句 細川家のお雛さまとかわいい仲間たち
入館料

一 般:800円(団体10名以上は700円)
シニア(70歳以上):600円(団体10名以上は500円)
大学・高校生:400円
中学生以下:無料
※友の会会員、障害者手帳をご提示の方およびその介護者(1名)は無料

開館時間 10:00〜16:30(入館は16:00まで)
休館日 毎週月曜日
但し、3月21日(月・祝)は開館、翌3月22日(火)休館
交 通 JR目白駅前より都営バス新宿駅西口行きにて
「ホテル椿山荘東京前」下車 徒歩5分


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